viBirth Artist Interview♯029『荒川ケンタウロス』

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荒川ケンタウロスという名前の5人組バンド。ユニークなネーミングセンスとは裏腹に、彼らの音楽は思いのほかストレートに心に響く実直さと、ポップさを持ち合わせている。そしてどこか懐かしい感じがするのだ。11月23日にリリースされる『遊覧船の中で見る夜明けはいつも以上に美しい』は、彼らにとってファースト・ミニ・アルバムである。2009年に結成されたばかりの荒川ケンタウロス。気になる彼らの音楽論と素顔、そして今回コラボレーションしたシュール系ギャグ漫画の匠・漫画家の長尾謙一郎氏とのエピソードについて、話を伺ってみた。 |

(メンバー右から:Vo:一戸、Key:場前、Gu:楠本、Ba:土田、Dr:尾越)
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—まず結成の経緯について教えてください。 楠本(Gu):びっくりすることに、たまたま場前くん以外は同じ大学出身だったんですよ。在学中はお互い知らなかったし、後から知ったんですけど。あ、でも場前くん仲間はずれみたいで可哀想だし、大学出身バンドとは呼ばないでください(笑)。 —すごい偶然ですね。バンド名は、漫画家・長尾謙一郎さんの「おしゃれ手帖」のキャラクターから取ったと伺いましたが? —ちなみに今回のアルバムも、その前に出したシングル「天文学的少年」も、ジャケット・デザインは長尾先生が手掛けていますよね?これはどういった経緯で実現したのですか? |
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—ファンとしてはこの上ない喜びですね。さらに今回、PVも長尾先生が手掛けたとか? ※映像はYouTubeにて現在公開中!
場前(Key):僕、個人的に鳥が好きなんです。家でも飼っていて鳥屋敷みたいな状態なんですが、今回そんな僕の意向を汲み取ってもらい、PVにも鳥が出演していますので、そちらにも注目してもらいたいです。長尾先生に鳥が好きだって話したら、長尾先生も好きだったみたいで、鳩話ですっごく盛り上がったんですよ! —え? 鳩の話で盛り上がるんですか!? |

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—えーと、ゴールが見えなくなってきたので、話を作品に戻して良いでしょうか(笑)?今回のアルバムはご自身から見てどんなアルバムに仕上がりましたか? —アルバムの曲は、人生におけるいくつかのシーンを切り取った様な、そんな曲が多いですよね。何だかノスタルジックな雰囲気も感じられるし。でもラブソングみたいなものってありませんよね? 土田(Ba):バンドが好きだっていう純粋な気持ち、バンドを始めた頃にキラキラした気持ちとか、誰もが昔持っていたような気持ちが曲に表れていると思います。そして、バンド始めた頃のそういう気持ちを、僕らは今でも持ち続けているし、これからも持っていたいという願いも込めて。 楠本(Gu):あの頃は良かったなってだけじゃなくて、いつまでもその気持ちを忘れないってことが重要なんだと思います。 —アルバムの中には、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の主題歌として勝手に作った曲があるようですが? —今アルバムでは、作詩作曲は楠本さんが全部なさっていますよね。 一戸(Vo):皆それぞれのデモを作ってくるんですけど、アレンジしたものを最終的にまとめていってくれるのが実はベースの土田さんなんです。スタジオでの影のリーダー的存在は彼ですね。 一戸(Vo):僕は荒川に入る前まで、弾き語りを1人でやっていたので、バンド音楽をあまり聞いてなかったんです。このバンドを始めてから、色々な影響を受けて色々な音楽を聴くようになったし、「荒川ケンタウロス」が僕のバックグランドに、現在進行形でなりつつあるっていう感じでしょうか。 場前(Key):僕もバンドをちゃんとやる前までは、インディーズ・シーンなんかも全然知らなかったのに、バンドを始めてそういった音楽をすごく聴くようになりました。同じ位の年代のバンドの曲なんかも色々聴いてます。 土田(Ba):僕は逆にこのバンドでちゃんとやり出して聴かなくなりました。昔はインストとか海外のバンドのものを聴いてたんです。フジロックとかのフェスも行ってましたし。フジロックといえば、昔一緒に行った音楽やってる先輩が「(フジロックのステージを)見てると出たくなるね〜」って言ってるのを聞いて、当時の僕は「何言っちゃってるんだろう、この人」って思ってたんですよ。別に楽しいだけでいいじゃんみたいな。けど今は心から出たいと思うようになりましたね。だからこそ今は、日本にいる僕たちと同じ世代のバンドの音楽を聴くと、自分たちと比較しちゃうんで、あまり聴かないようにしてます。 尾越(Dr):僕は元々早くて激しい音楽が好きなので、荒川みたいなバンドに関わることは絶対ないって思ってたんです。でも気づいたら荒川のライブには客として3回も行ってて……僕は人様のライブに3回も行くっていうことはあまりないんですが、彼らの特殊なJ-POPにハマっていっちゃったんです。でその後に、たまたま僕がやっていた前のバンドを抜けるタイミングで、荒川のメンバーとして参加が決まって嬉しかったです! でも僕のルーツなんで、そういう(早くて激しい音楽の)要素はバンドの中にも取り入れていますよ。聴く音楽の幅は、バンド入って広がりましたけど。
—今後の荒川ケンタウロスの活動について、教えてください。 彼らが放つ、色褪せない普遍的な魅力を持つ音楽は、聴く者を心地良く温かく包み込む。歩みを始めたばかりの荒川ケンタウロスに、そして長尾謙一郎氏との奇跡のコラボレーションによって生まれたPVの不可思議な世界観にもご注目あれ! |

荒川ケンタウロスの楽曲は下記ウィジェットからも試聴・DLする事が可能です。
荒川ケンタウロス:http://www.vibirth.com/artist_detail/arakawakentauros