May 11, 2011

viBirth × CINRA presents exPoP!!!!! volume49 レポート

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viBirth x CINRA presents exPoP!!!!! VOL.49
4/21(thu) 渋谷O-nest
L.E.D. / Fragment × leno (術ノ穴) / MaNHATTAN / Lo-Fi

viBirthがカルチャーニュースサイトのCINRAと共同で、毎月最終木曜日に渋谷O-nestで開催している入場無料ライブイベント[exPoP!!!!!](今回はゴールデンウィークの関係でいつもより1週早い開催)。viBirthでは毎月exPoP!!!!!出演バンドを募集しており、4月は「Lo-Fi」が出演しました。

いよいよ通算50回目の開催も目前。出演4組中3組がインストバンドという攻めのラインナップとなった[exPoP!!!!! VOL.49]のレポートをお届けします

Lo-Fi

トップバッターは、この日の出演者中、唯一のボーカルを擁する「Lo-Fi」。過去にiTunes Jazz Albumランキングで2位を記録し、海外ツアーの経験も持つ彼らは、5弦ベースを操りながら歌う(というかラップする)「5」(ゴウ)さんを中心に、ドラム、キーボード、サポートのギターという4人編成で、その実力を遺憾なく発揮してくれました。生音によるジャズヒップホップを主体としたサウンド、リズミカルな英詞のラップは、これまでexPoP!!!!!に出演してきたバンドのなかでも異色のグルーヴを生み出していて、感心して聴き入っているような観衆が多く見られたのが印象的でした。また、ピアノやオルガンの音色で流麗な旋律を奏でるキーボードをはじめ、バンド名とは相反した各楽器のクリアなサウンド、間奏ひとつとっても聴き逃せない楽曲構成は、インストバンドが多く出演したこの日のラインナップにおいても、決して見劣りすることのないパフォーマンスで楽しませてくれました。

Fragment × leno (術ノ穴)

2番手には数々のコラボレートが話題を呼んでいるトラックメイカーデュオ「Fragment」とVJの「leno」さんが登場。ステージにはラップトップやエフェクターを操るFragmentの2人が横並びに立ち、フロア後方にはそれに呼応して映像を流すlenoさんが立つという形でのライブ。心臓をバクバクさせるようなボトムの強いトラックの数々は、ビートに合わせてチカチカと脈動する映像も手伝って、心拍数を一気に高めてくれました。MCでは「地味ですいません」と言っていたものの、ラップが入ったトラックや、ロックバンドである「撃鉄」の楽曲をリミックスしたトラックも使ったセットはインパクト満点。最後は震災の被災地である石巻のラッパー「楽団ひとり」と「KICK-O-MAN」とのコラボ曲“NORTH EAST COMPLEX part 3.11”をかけてステージを後にした彼ら。その生々しいリリックは、テレビで見た被災地の映像とはまた違った現実を提示するようで、強烈な残像を脳裏に焼き付けてくれました。


MaNHATTAN

続いての「MaNHATTAN」は、赤犬でも活躍中の濱本さん、元The Miceteethの藤井さん&次松さんによるトリオ。ドラム、キーボード、アナログシンセサイザーというちょっと不思議な編成で、3人がそれぞれ中央に向かって演奏するスタイルのライブでした。ジャズやファンクの要素を強く持ち、独特のアナログ感あるサウンドで鳴らされる楽曲は、シンプルながら確実に身体を揺らすリズムを奏でていて、真夏の野外で聴いたら熱狂の渦に包まれること間違いナシ。こうした編成の場合、普通はドラムがリズムを刻んでキーボードやシンセがメロディーを乗せていくことが多いですが、MaNHATTANの場合はキーボードやシンセがリズム楽器の役目を担ったり、ドラムがメロディーを奏でるかのように多彩なフレーズを叩くなど、その役割がくるくると変わって、常に目が離せない展開で楽しませてくれました。計4曲の短いステージだったものの、フロアには気持ち良さそうにビールを飲む観衆が続出。次はぜひ野外フェスで!


L.E.D.

ラストはJacksonVibe、曽我部恵一BAND、Natsumen、Balloons、Overground Acoustic Undergroundなどのメンバーたちによる7人組バンド「L.E.D.」が登場。ただでさえ凄腕揃いなことに加え、全メンバーが揃ってライブをするのは今年初めてということもあってか、客電が落ちただけで会場には大歓声。即興感あふれるダイナミックなバンドアンサンブルでミニマルなフレーズを徐々に増幅させ、ドラマティックな景色を描いていく楽曲構成は、波のように大きなうねりを起こしながら観衆を存分に踊らせてくれました。また、ステージ上で頻繁にアイコンタクトを交わすメンバーの姿など、音楽が構築される瞬間を目の当たりにする感覚はライブならでは。ただ耳で聴くだけでない、ライブの醍醐味を改めて感じさせるくれました。1曲が平均して7〜8分あるということもあり、アンコールは叶わなかったものの、フロアは踊りまくった観衆の熱気で真夏のような暑さに。その温度は観衆の満足度を確かに証明していました。

インストバンド中心の出演者ながら、今回も超満員で大盛り上がりだったexPoP!!!!!。ひとえにインストと言えども、様々な解釈のアプローチに刺激を受けた人も多かったのではないでしょうか。5月26日開催の次回はいよいよ通算50回目のexPoP!!!!!。出演者などの情報は公式サイトをチェック!

テキスト:タナカヒロシ




 

viBirth × CINRA presents 「exPoP!!!!! volume50」開催!
公演日: 2011年5月26日(木)
OPEN/START:18:30 / 19:00
会場:渋谷O-NEST
出演:赤い疑惑 / LAGITAGIDA and more...

イベント詳細は⇒http://expop.jp/schedule/50.php

 

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