March 10, 2011

viBirth x CINRA presents exPoP!!!!! VOL.47レポート

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viBirth x CINRA presents exPoP!!!!! VOL.47
2/24(thu) 渋谷O-nest
SOUR/Caroline/4 bonjour's parties/Schroeder-Headz / Leggysalad

viBirthがカルチャーニュースサイトのCINRAと共同で、毎月最終木曜日に渋谷O-nestで開催している入場無料ライブイベント[exPoP!!!!!]。viBirthでは毎月exPoP!!!!!出演バンドを募集しており、2月は「Leggysalad」が出演しました。

先月に続き定員オーバーで事前予約が締め切られるなど、今年になってますます注目度が高まっている[exPoP!!!!! VOL.47]のレポートをお届けします。

Leggysalad

1番手は弱冠19〜20歳の男性2人による電子音楽ユニット「Leggysalad」。ラップトップやエフェクターを置いた机の前に2人が横並びで立ち、トラックを流しながらリアルタイムでエフェクトをかけたり、サンプリングを入れるなど、打ち込みを基調としながらも肉感的なステージを披露。exPoP!!!!!は普段は生バンドの出演が多いこともあってか、序盤は呆気にとられる観客が多かったものの、太いビートを刻むボトムとアンビエントなうわもののサウンドは立体感のある音像を生み出し、時間が経つにつれ確実にフロアの視線をロック。ワンステージで一編の物語を見ているかような構成も素晴らしく、この日のセットリストをそのままアルバムにして売ってほしいと思った人も多かったのではないでしょうか。

4 bonjour's parties

続いては、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、台湾と、海外での活躍も著しい大所帯楽団「4 bonjour’s parties」。この日は7人編成で、全員がエスキモーのような帽子をかぶり登場。弦楽器、管楽器、打楽器、鍵盤楽器、さらには手拍子まで、ドラムとベース以外は全員が複数の楽器を操り、ボーカルは楽曲ごとに主役を入れ替えて男女混声のハーモニーを響かせるなど、独特のゆる〜い空気感を伴いながら、祝祭感あふれるにぎやかなステージを見せてくれました。また、童謡のようなメロディーを歌ったかと思えば、プログレのようなギターが入ったり、固定観念にとらわれない自由度の高い音楽性は、既存のバンドとは一線を画すと同時に、彼らが世界で評価される理由を証明しているかのようでした。


Caroline

3番手には沖縄出身の女性シンガー・ソングライターであり、アメリカのポストロック・バンド「Mice Parade」のボーカリストとしても知られる「Caroline」が登場。ミニマルなエレクトロニカを基調としたサウンドに、透明感溢れる天使のような歌声を乗せ、思わずため息が漏れるほどのやさしい空気で会場を包み込んでくれました。サポート・ミュージシャンには、2人の外国人男性、実姉でもあるJ-POPシンガーのOLIVIAを従え、MCでは「日本語ちょっとヘタだから」とカンペを見ながら話す場面もあるなど、その様子は海外アーティストの来日ライブさながら。しかしながら、その歌声や音の質感は、異国というよりもむしろ天国を想像させ、日常なんてすっかり忘れさせてくれる極上の時間を提供してくれました。


SOUR

転換中からガヤガヤとフロアがざわめき、盛大な歓声で迎えられたのは「SOUR」の3人。フランス生まれイギリス育ちのhoshijimaさん、銀座生まれ銀座育ちのSoheyさん、ドイツ生まれスペイン育ちの高橋ケ無さんという国際的感覚にあふれたメンバーによるバンドで、2年ぶりのexPoP!!!!!出演でした。あくまで歌を主体としながらも、各楽器が強く主張するアンサンブルは、素人目に見て難易度の高さがわかるほどで、それでいてダンス・ミュージックとしても成立させるグルーヴは見事。フロアには歌に聴き入る人もいれば、踊りだす人もいて、多様な魅力を持ったバンドであることを象徴していました。全5曲の短いステージながら、あっと言う間に会場の気温は上昇。興奮収まらない観客からアンコールが起きるほどの盛況っぷりでした。

Schroeder-Headz

トリを務めたのは、キーボーディストとして数々のミュージシャンをサポートする渡辺シュンスケさんのソロ・プロジェクトで、ピアノ、ベース、ドラムによるインスト・トリオ「Schroeder-Headz」。序盤からぶっといベース、タイトなドラム、そしてキレッキレなピアノで観客の度肝を抜くと、アグレッシブさはグングンとエスカレート。スタンダードなジャズからロックやダンス・ミュージック、さらにはグループ名の由来となっているスヌーピーを彷彿とさせるコミカルな要素まで、すべてを飲み込んで変幻自在に操る圧巻のステージを披露してくれました。フロアは瞬く間に熱狂の渦と化し、ステージ上の3人も終始高いテンションで、渡辺さんに至っては鍵盤の上に立ち上がるパフォーマンスを見せるほど。アンコールこそ叶わなかったものの、終演後は満面の笑みを抱える人たちが溢れ返っていました。

いつになくジャンルレスでグローバル感の強いイベントとなった今回のexPoP!!!!!。各アーティストのステージが終わるごとに、驚きの声が漏れる様子が印象的でした。次回は3月31日開催で、一転してギターサウンドを中心としたバンドが大挙出演。踊ってばかりの国、THE UNIQUE STAR、wooderd chiarie、カフカなど、ブレイクが期待されるバンドが集まるだけに、早めのご予約をおすすめします。

テキスト:タナカヒロシ




 

viBirth × CINRA presents 「exPoP!!!!! volume48」開催!
公演日: 2011年3月31日(木)
OPEN/START:18:30 / 19:00
会場:渋谷O-NEST
出演:踊ってばかりの国/THE UNIQUE STAR/wooderd chiarie/カフカ and more...

イベント詳細は⇒http://expop.jp/schedule/48.php

 

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