viBirth x CINRA presents exPoP!!!!! VOL.46レポート
viBirthがカルチャーニュースサイトのCINRAと共同で、毎月最終木曜日に渋谷O-nestで開催している入場無料ライブイベント[exPoP!!!!!]。viBirthでは毎月exPoP!!!!!出演バンドを募集しており、1月は「ハグレヤギ」が出演しました。 2011年初開催となった今回は、話題のバンドが多数出演とあって、申し込みも殺到。予定より大幅に早く予約が締め切られるなど、いつも以上に注目度の高かった[exPoP!!!!! VOL.46]のレポートをお届けします。
viBirth x CINRA presents exPoP!!!!! VOL.46
1/27(thu) 渋谷O-nest
PaperBagLunchbox / クリープハイプ / 撃鉄 / YOMOYA / ハグレヤギ

| トップバッターを務めたのは「ハグレヤギ」。開始直後は完全にアウェーな環境だったものの、はじめの2曲を終えた時点でフロアから大きな拍手を浴びた彼ら。どの楽曲にも落差の大きい「静」と「動」があり、めまぐるしく移り変わるボーカル&ギター・山脇さんの感情表現、それを巧みに増幅させ、大胆なリズムチェンジを多用した楽曲展開は、ジェットコースターのような大きなうねりを生み出していました。特に4曲目に披露された楽曲の〈僕らはここから消えればいいでしょ〉というフレーズは、怨念すら感じさせる迫力で、しばらく頭から離れなかったほど。なお、山脇さんは絵描きとしても活動しているそうで、この日も自ら描いたイラストを使ったフライヤーを配っていました。 |
二番手にはアグレッシブすぎるライブが話題を呼んでいる「撃鉄」が登場。ファンキーで骨太なリズムに乗せて、金属的なサウンドのギターが爆音で鳴り響くと、平衡感覚を麻痺させるような狂気が会場を満たしていきます。何より興奮を煽ったのが、ボーカル・天野さんの驚愕のパフォーマンス。フロアへのダイブは序の口で、ステージでバク転したり、天井から逆さ吊りで歌ったりと、もはや新手のスポーツを見ているかのよう。どこからか持ってきた巨大な虎のぬいぐるみを観客に持たせ、その上に強引にまたがる様子はなど、猛獣使いとしか言いようのない光景でした。こんなにも消費カロリーの激しいボーカルは過去に見たことがありません。その他にも書ききれないほどの暴挙を犯し、その存在を強烈に焼き付けてくれました。 |

| 続いては約5年ぶりのアルバムをリリースし、CINRAでもその過程が生々しく連載されている「PaperBagLunchbox」。葛藤溢れる心情を情熱的に歌い上げるナカノさんのボーカル、その気持ちに応えるように寄り添う楽器隊の演奏は、前述の連載を読んだこともあって、ガシガシと胸に訴えかけてくるものがありました。何も知らずに見ていた人には暑苦しく映ったかもしれません。でも、「生きてるのを実感するために音楽やってんだ」と言いながら観客に手拍子を求めるナカノさんの姿は、生命力に満ちていて、輝かしくて、正直うらやましいと思ったほど。とにかく、音を鳴らす喜びを噛み締めるように演奏していた4人。そしてその空気がフロアに伝わっていく様子がとても印象的なステージでした。 |
| 四番手は昨年10月の出演時もひときわ大きな歓声を浴びていた「クリープハイプ」。今回は二度目とあって、前に見たときよりも持ち前の特異な詞世界が強く伝わってきました。“HE IS MINE”の〈セックスしよう〉や、“イノチミジカシコイセヨオトメ”の〈ピンサロ嬢になりました〉といったインパクトあるフレーズが耳を惹くことはもちろんですが、情念渦巻く深夜ドラマを見ているかのようなストーリーは、一度ハマったら抜け出せなくなること必至。ボーカル・尾崎さんの独特のハイトーンボイスは、透明というよりは刺々しさがあり、それがまたストーリーに不思議な雰囲気を加えていて、中毒者を続出させていました。終演後はアンコールが起こりそうなほどの拍手に包まれたクリープハイプ劇場。今後も目が離せません! |
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YOMOYAのステージが終わった頃には、時刻も23時近くなっていましたが、この日は6階のBARフロアで、PaperBagLunchboxのナカノさんが弾き語りも披露。賑わいは終電近くまで続き、O-nestにはいつにも増して、楽しそうなお客さんたちの笑い声が響いていました。 |
| テキスト:タナカヒロシ all photo by 山下ユカリス |
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viBirth × CINRA presents 「exPoP!!!!! volume47」開催! |