December 2, 2009
Lagniappe(ラニヤップ) 小室等&こむろゆい CD『ここ』製作発表会レポート!

| 2010年に音楽活動50周年を迎える小室等と、娘でシンガーのこむろゆいが親子でのユニット「Lagniappe(ラニヤップ)」を結成し、初レコーディング作品『ここ』を12月2日(水)に発売するという事で、『ここ』制作発表会に参加してきました。 1960年代~70年代の日本のミュージック・シーンにフォークを根付かせた、フォークの草分け的存在で、現在も精力的にライブ活動を行っている小室等。 いくつかのバンド活動を経て、ソロライブやユニット「六文銭'09」のメンバーとしても活躍中のこむろゆい。 今までありそうでなかった父娘でのレコーディングアルバムが今作『ここ』です。 |

| 製作発表会は、まずはミニライブからスタートしました。 今回のCDにもゲスト参加しているピアニスト谷川賢作さん作曲の「ここ(プロローグ)」からスタート。詩は、あの谷川俊太郎さんです。息子であり、ピアニストである賢作さんが父・俊太郎さんの詩に曲をつけ、歌は等さんとゆいさんがかわるがわる歌う曲です。親子2代共演が、2組同時に楽しめる、何とも贅沢なプロローグです。ちなみにこの「ここ」という曲は、「ここ(プロローグ)」と「ここ(エピローグ)」の2曲あり、同じ詩に別の曲をつけたものが収録されていて、等さん・ゆいさんのパートも反対になっていてまた違った雰囲気、味わいが楽しめます。 2曲目は、等さんのアコースティックギターの伴奏のみで「ここから風が」を演奏されました。この曲は小室等さんのベスト盤のタイトルにもなっている名曲です。賢作さんが「Lagniappeの船出にふさわしい」とおっしゃるように、物語のスタートを感じさせてくれるとても爽やかな曲でした。 3曲目は「飛行機」。渋さ知らズの不破大輔さんが石川啄木さんの詩に曲をつけた1曲です。ここで、「まさか僕が石川啄木を歌う日が来るとは思わなかったです」と等さんが感慨深げにおっしゃっていました。 等さんいわく、「この作曲、渋すぎる。」という1曲。 4曲目は中原中也作詞、谷川賢作作曲の「詩人は辛い」。 「すみません、はしゃぎます!」と元気よく始まった、タンゴのようなリズムの曲。時には足踏みをしてリズムをとり、今までにはなかった激しいアクションで、等さんとゆいさんの渋く低い声と優しく温かい声が絶妙にハーモニーを奏でる曲でした。 ミニライブラストの曲は、谷川俊太郎さんの実体験をもとに書いた詩に等さんが曲をつけた「雨のポカラ」。3日間滞在してヒマラヤが見えない事を時に悲しく、時にコミカルな表現で作詞した曲でした。 |
| ライブの後は、司会の方による会見が行われました。 ──何故今のタイミングで親子デュオを? 「僕は親バカユニットと思っていますし、娘は介護ユニットだと言っています。今まで親子独特の距離感があって、なかなか共演出来ないでいた時に、井上陽水さんに誘われて見に行ったクアトロのライブで吹っ切れました。特に今だから…というわけではないです。」(小室等) ──(ゆいさんに)父・小室等とアーティスト・小室等の違いは? 「この質問、絶対されると思っていたんですけど…(笑)結論は、答えが出ていません。今は別々に住んでいて、会うのは音楽での現場なので、自然と「小室さん」「等さん」と呼ぶようになりました。小さいころの思い出があまりないので、余計お父さんって感じではないのかもしれないですね。」(こむろゆい) |
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「こんなJ-POPもあるんだぜ、と言ってみたいアルバムになった」(小室等)
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