July 22, 2009

JUNGLE★LIFE × viBirth Magazine 2009/07/13 カトウトモタカ

カトウトモタカ

'09/07/13@SHINJUKU SACT!
“Sactone-Proud!2009”
心をゆっくり満たしていく、力強い歌声と前向きな歌詞

 

カトウトモタカ カトウトモタカ

新宿6丁目にあるライブハウス・SACT!。階段を降りると、フロアにテーブルと椅子があり、テーブル上にはキャンドルの火が揺らめいている。お酒でも呑みながらゆったりと音楽を楽しめる、バーのようなハコだった。普段、スタンディングのハコで爆音のロックバンドを観ることの多い私だが、たまにはこういったハコもいいものだ。そこに素敵な音楽があれば尚のこと。

 その期待に応えてくれたのが、山形在住のシンガーソングライター・カトウトモタカだ。2005年にバンドでインディーデビューした彼は、2008年のバンド休止をきっかけに、ソロ活動を開始。ソロとしての活動歴はまだ浅いが、バンド時代に培ったであろう豊かな声量と表現力の高さは見応えがあった。

 

カトウトモタカ カトウトモタカ

 アコギ1本とハーモニカのみでステージに登場した彼は、最初から強い存在感を放っていた。椅子に座っての弾き語りとはいえ、体全体で歌い、表現している。その力強い歌声が会場に響き渡れば、フロアには自然と手拍子がおこり、明るい雰囲気に包み込まれていく。

 ときに、地元山形を話題としたMCでオーディエンスとの心の距離をぐっと縮め、会場は和やかなムードに。元気が出るような明るいナンバーだけでなく、切ないナンバーではしっとりと聴かせ、ラストに披露された新曲「光の射す方へ」では、手拍子の音も大きくなり、オーディエンスの笑顔も印象的だった。

 彼の楽曲はどれもポップで、普遍的なメロディが心にすっと入ってくる。同時に歌詞もしっかり聴きとれるので、楽曲の世界観がはっきり伝わってくる。どの曲もシンプルでありながらも、芯の強い楽曲だと思う。短い時間だったが、心をゆっくり満たしてくれるような充実したライブだった。
PHOTO:森山和人 / TEXT:細田聖子
※このレポートはJUNGLE★LIFE8月号(8/1配布)にも掲載されています。
誌面ではアーティストからのコメントも!

カトウトモタカ: http://www.vibirth.com/artist_detail/katotomotaka
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