viBirth × CINRA presents exPoP!!!!! volume57レポート
| viBirth x CINRA presents exPoP!!!!! VOL.57 12/15(thu) 渋谷O-nest シャムキャッツ / uminecosounds / 空中ループ / 荒川ケンタウロス / くさまくら |
| viBirth がカルチャーニュースサイトのCINRAと共同で、毎月、渋谷O-nestで開催している入場無料ライブイベント[exPoP!!!!!]。 viBirthでは毎月exPoP!!!!!出演バンドを募集しており、12月は「くさまくら」が出演しました。 年の瀬ということもあり、通常より1週間早い開催。師走の慌ただしい時期でしたが、多くのお客さんで賑わった[exPoP!!!!! VOL.57]のレポートをお届けします。 |

|
数あるバンドの中から出演枠を勝ち取った1番手は、男性3ピースバンド「くさまくら」。がちがちに緊張した面持ちでステージにあがってきた彼らでしたが、ジャカジャーン!と明るいギターリフがかき鳴らされたら瞬間、そんな心配も吹き飛びました。スピッツ、andymoriといった邦楽ギターロックを彷彿とさせるサウンドにのせて3人が描きだす世界は、平凡な日常。だけど、ありきたりな毎日に飽きてきたし、そろそろ革命でも起こさない? なんて、子供の頃に夢みたような想像や世界を、ギターボーカルの大和田悠さんが柔らかな歌声で飄々と歌い上げます。また、演奏の途中で大和田さんがギターを下ろし、マラカスを振りながら、ハンドマイクでステージを縦横無尽に歩きまわる場面も。会場からは、あははと笑みがこぼれおち、暖かい空気に。演奏は後半に向かってどんどん加速し、力強くなってゆく姿が未来へ繋がる確かな手ごたえを感じさせたステージでした。 |

| 2番手は、京都出身の4人組「空中ループ」。昨年10月に1stフルアルバムをリリースしたばかりですが、メンバーが手拍子をしながらステージへ現れた瞬間、お客さんからは黄色い声があがるほどの人気っぷり。ルックスだけ見ると全くタイプの異なる4人のメンバーですが、いざ演奏が始まると、一体感のあるポップでパワフルなサウンドが展開されます。演奏中には、ギターボーカルの松井省悟さんが、お客さんの中から1人の女性をステージにあげて、バラを差し出す一幕が! 照れくさい演出ではありますが、そんなことを感じさせない爽やかさも魅力です。堂々としたステージングと共に放たれる伸びやかな歌声、超絶ギターソロ、そして安定のベースラインにパワフルなドラム。プレイヤーとしても個性的な4人ですが、自由に音楽を楽しむ意志が共通して感じられました。 |

|
3番手は、「荒川ケンタウロス」。この独特なバンド名、漫画家・長尾謙一郎さんの『おしゃれ手帖」というギャグ漫画から頂戴したそう。はて、どんな面白バンドマンが登場するのかと思いきや、登場したのはド直球ストレートのポップソングを奏でる5人組でした。「エクスポーーーップ!」と叫ぶドラム尾越さんの全身全霊の掛け声と共に、会場のボルテージは一気に上昇。歌うたいの貫録を感じさせるボーカル一戸さんの美声と、それに寄り添うように丁寧に紡がれる演奏に、会場全体が体を揺り動かしながら耳を傾けます。ずっと聴き続けていると、初めはイメージが違うと思ったバンド名も、夕暮れ時の河川敷に遊園地が突然やってきたかのような、ゆったりとした中にも遊び心が詰め込まれた音楽にピッタリだと感じるようになりました。ちなみに、彼らはexPoP!!!!!レーベル第1弾アーティストとして、1stミニアルバム『遊覧船の中で見る夜明けはいつも以上に美しい』をリリースしたばかり。これからの活躍に目が離せません! |

| 4番手は、古里おさむさんを中心としたバンドとして新しい活動をスタートさせた「uminecosounds」。古里さん以外のメンバーには、髭 のコテイスイさん、dipのヤマジカズヒデさん、ジム・オルークなど様々なアーティストと演奏を共にする凄腕プレイヤー須藤俊明さんと、錚々たる面々が名 を連ねています。望郷の念へと誘う古里さんの甘くメロウな歌声とアコースティックギターの豊かな響き、少しひねくれたポップなメロディー、そして、強力な メンバーによって作り上げられる骨太な演奏に、会場はすっかり酔いしれ、メロメロに。そして、とにかくメンバー同士が仲睦まじい。「俺たち、 uminecosoundsっていうんですけど…」「ワン!ツー!スリー!フォー!」と、ボーカル古里さんが話しているのにも関わらず、ドラムのコテイス イさんがカウントを始めてしまい、会場がどっと笑いに包まれるシーンも。「ほんとにもう、こいつは話し始めるとキリがなくて…」なんてコテイスイさんが古 里さんを貶すのも愛ゆえの証。その様子は楽曲にもあらわれており、人情味あふれる温かみのある演奏で、寒かった渋谷の街が一瞬で暖まったような気がしまし た。 |

| こんばんは!シャムキャッツというロックバンドです!」というポップな挨拶で勢いよくライブをスタートさせたのは、4人組バンド「シャムキャッツ」。お茶目でひょうきん、人懐っこくて自由奔放。彼らの作る楽曲は、柔軟性に富んだ遊び心と、思わず「かっこいい!」と叫びたくなってしまうような、ロック特有の荒っぽさを兼ね備えています。「ヒットソングやりまーす!」の一言で始まった初期衝動溢れるロックナンバー「アメリカ」では、会場は熱気に包まれたダンスフロアに! その後も変幻自在な演奏が続き、彼らが型にハマらずこれからも進化しつづけてゆく様を表現しているかのようでした。終了後も、アンコールを希望する手拍子に後押しされ、ストレートなラブソング「BOYS DON’T CRY」を披露。2011年最後のexPoP!!!!!を飾る、素晴らしい締めくくりとなった。 次回、新年1発目の開催となるexPoP!!!!!は、1月26日。話題のDIYアイドルBiSをはじめ、bomi、さめざめなど今注目のガールズユニットが登場。2011年最初のexPoP!!!!をお楽しみに! |
レポート:立原亜矢子 写真:前田伊織 |
exPoP!!!!!のライブ音源は下のウィジェットより試聴・DLする事が出来ます。
|
viBirth × CINRA presents 「exPoP!!!!! volume58」開催!
|
